linux サーバーのメリットとは?
無料で使えて動作が軽く、カスタマイズの自由度が高いLinuxサーバー。Windowsサーバーとの違いや、用途に合ったディストリビューションの選び方を紹介します。

サーバー用のOSには、LinuxのUbuntuやCentOS、そしてWindows Serverなど、さまざまな種類があります。その中で、個人の用途から商用サービスまで幅広く使われているのがlinux サーバーです。Linuxサーバーには、無料で利用できる、動作が軽快、カスタマイズ性が高いといったメリットがあります。
Linuxサーバーの主なメリット
- 導入費用を抑えやすい:多くのディストリビューションはライセンス料なしで使えます。台数が増えるほど差が大きくなります。
- 動作が軽い:GUIを入れずにコマンドラインだけで運用できるため、少ないメモリやCPUでも安定して動かせます。
- 自由に構成できる:必要なソフトウェアだけを入れ、設定ファイルで細かく調整できます。
- 情報が多い:Webサーバーやデータベースの多くはLinux上での運用を前提に情報が公開されており、困ったときに調べやすい環境があります。
Windowsサーバーとの比較
Windows ServerはMicrosoftが開発しており、更新プログラムの提供や包括的なサポート体制が整っています。普段Windowsを使っている人には操作画面がなじみやすく、Active DirectoryなどMicrosoft製品と組み合わせる場合にも向いています。
その一方で、ライセンス費用がかかるため運用コストが高くなりがちです。また、どのOSでも同じですが、更新を怠って古い設定や脆弱性が残ったままになると、攻撃やオンライン詐欺、いわゆるスキャムの被害につながるおそれがあります。
なぜLinuxサーバーを選ぶのか
一見すると、Windowsサーバーのほうが使いやすく、Linuxサーバーにはあまり利点がないように見えるかもしれません。しかし、Linuxサーバーはインストールと運用のコストを大きく抑えられるため、多くの場面で経済的なメリットが手間を上回ります。クラウドサービスでも、仮想サーバーのOSとしてLinuxが標準的に選ばれています。
サーバー向けディストリビューションの選び方
サーバー用途では、長く安定して使えることが大切です。
- Ubuntu Server:LTS版は5年間の標準サポートがあり、情報も豊富です。
- Debian:安定性を重視した老舗のディストリビューションです。
- Red Hat Enterprise Linux系:企業での利用が多く、AlmaLinuxやRocky Linuxなど互換のディストリビューションもあります。
なお、長く使われてきたCentOS Linux 8は2021年末にサポートを終了しました。これから構築する場合は、サポート期間を確認してから選びましょう。
最初に設定しておきたいこと
サーバーを公開する前に、パッケージを最新に更新し、不要なサービスを止め、SSHは鍵認証にする、ファイアウォールで必要なポートだけを開けるといった基本の設定をしておきましょう。ログの確認方法はシステムロギングのページで紹介しています。


